「みんなの田んぼ」では、寺田本家の米作りの様子を時折ご紹介しています。

先日、二十四節季で「芒種（ぼうしゅ）」となりました。

芒種は、6月6日から6月20日ごろのことで、米など穂の出る穀物の種をまく季節です。

昔は寒冷に弱い品種が多かったため、温かくなる時期に種まきをしていたそうです。

寺田本家では、4月に種をまき、苗を育てて、田植えは6月2日に終わりました。

今年は、お客様をお呼びして3年ぶりに田植え会を再会したり、トラクターを新調したり、

うまくいかない苗がでたりと、嬉しいことや勉強させられることがありました。

昨年復田した谷津田は、湧き水や雨水でひんやりと冷たく、

谷間なので風が通って心地よい場所です。

植えたのは、千葉県で昔育てられていた在来種のお米です。

千葉錦と亀の尾、中生神力という品種を10年以上育てています。

蔵人たちで無事に田植えを終えて、これからは、稲がすくすくと育つ梅雨の季節に入ります。