うふふ通信
2021.04.23
みんなの田んぼ-令和3年穀雨の候-
今回は、4月23日までの米作りの様子をお届けします。
ビニールハウスで育てた苗がしっかり成長しました。
田植えまでに田んぼの環境に慣れさせるため、ハウスから田んぼへ引越しします。
トラックと軽トラの荷台に積んで近所の田んぼへ移動します。
育苗箱を手渡し、水を張った田んぼへ入れていきます。
上に箱を重ねても、苗はまた起き上がります。
亀の尾という品種の苗です。
田植えは5月中旬ごろの予定です。
気持ちのいい陽気でカエルの合唱が響き渡ります。
ハウスに帰ってきたら、今度は千葉錦という在来種の種まきです。
千葉錦は、かつて千葉県で広く栽培されていましたが、現在は栽培されていません。
国のシードバンクから10年ほど前に譲り受けてから少しずつ増やしてきました。
種をまいたら土をかぶせていきます。
覆土機の調子が悪かったので、手で上から土を振りかけます。
どんな風に育ってくれるのでしょうか。楽しみですね。
※穀雨とは、4月20日~5月4日ごろのこと。種を芽吹かせるような温かく優しい雨の降る季節です。