うふふ通信
2021.04.16
みんなの田んぼ-令和3年清明の候-
今回は、4月15日までの田んぼの様子をご紹介します。
先日種まきをした亀の尾の苗が元気に育っています。
ビニールハウスで苗を育てています。
毎朝、その日の天気を見ながら水やりの量を決めます。
水が多すぎても少なすぎてもいけません。
ローラーで適度なストレスを与え苗が伸びすぎないようにします。
今年も川砂の自家田では、蓮華の力を借りて米作りをすることにしました。
蓮華は、根粒菌と共生することで空気中から窒素を田んぼに供給してくれます。
蓮華畑では、多くの虫や鳥が訪れるだけでなく、土の中にもたくさんの生き物や微生物が暮らしています。
化学肥料や農薬を使わなくても、土中の生命が土壌を豊かにしてくれるおかげで、お米もちゃんと育ってくれます。
蓮華畑を見なくなったと言われて久しいですが、今後は持続可能な農法を使った農地が増えていくことで、様々な場所で美しい蓮華の風景が見られるようになると嬉しいですね。
※清明とは、4月4日から4月19日頃のことです。清浄明潔(しょうじょうめいけつ)の略で、生命が清らかにいきいきとしている様子を表しています。
のどかな春を喜ぶように蝶やミツバチなどの虫が飛び交い、鳥たちの歌声が幾重にも重なって聞こえてくる、今の時期にぴったりの名前ですね。