うふふ通信
2021.11.18
みんなの田んぼ -令和3年立冬の候-
立冬となり、暦の上では冬になりました。
寺田本家では稲刈りや脱穀が終わり、1月、2月の生酛造りの最盛期に向けて、助走に入ったところです。
今回は11月13日までの田んぼの様子をご紹介します。
10月初旬、今年最後の稲刈りをしました。
刈る担当と束ねる担当に分かれて刈っていきます。
刈った後は「おだかけ」をして天日干しします。
お日様と風に当てて、ゆっくり乾燥させると米の組織が保たれ、茎の栄養も穂に行き美味しいお米ができるといわれています。
今年は雨が多く、水はけも悪かったため、稲刈りから1か月ほどたってから脱穀をしました。
昔ながらの足踏み脱穀機を使いました。
ペダルを踏み込み、歯がついたドラムを回転させます。
開店しているドラムに稲穂を当てるとわらと籾に分かれます。
人手がかかりますが、自然と会話が生まれ、手分けして作業をして、豊かな時間を噛みしめることができました。
※立冬は、冬が始まる11月7日〜11月21日ごろのこと。秋から冬へ移り変わっていきます。